抹茶が体に悪いって本当? 抹茶に含まれる各成分を検証
結論から言うと適量を守って飲んでいる限り抹茶は体に悪くありません。
むしろ体にいいことがいっぱいです。
抹茶に含まれている成分の中に体に悪いものはあるか?
抹茶に含まれる主な成分は以下の通りです。
- カフェイン
- ビタミン
- ミネラル
- アミノ酸(テアニン)
- セルロース
- サポニン
- カテキン/ポリフェノール類
- 鉄などの各種ミネラル類
- 香気成分(数十から数百種類)
この中に特に体に悪いとされる成分は入っていません。
しかし注目すべきはカフェインです。
一般的な抹茶にはコーヒーと同等のカフェインが含まれているとされています。
そのため、抹茶を飲みすぎるとカフェイン中毒になる可能性があります。
抹茶の一日に飲んでいい適性な量とは?
食品安全委員会によると、カフェインの一日の摂取量は個人差が大きいためカフェインの一日摂取許容量は定められていないとのことです。
カナダ保健省や欧州食品安全機関によると、健康な成人の場合一日400mg以下のカフェイン量に押さえることを指針としています。
抹茶一杯に含まれるカフェイン量は、約50mg程なので、一日8杯くらいまでは大丈夫ということになります。
(抹茶 1 杯当たり:抹茶 1.5 g(カフェイン含有量 48 mg)/70~80 ℃の湯 70 ml (抹茶のカフェイン含有量 3.2 g/100 g)
適正なカフェイン量は体質などによっても変わります。自分の体と相談して調整しましょう。