食後のお茶がダイエットや体に良い理由を注意点と合わせてご紹介!
お茶は嗜好品として長く親しまれていますが、嗜好品というだけではなく体に良いとされるさまざまな効能や成分があることが分かってきています。
ダイエットや体にも良い効果をもたらすお茶の効能や注意点をみていきましょう。
食後のお茶がダイエットや体に良いのはなぜ?
食後にお茶を飲むと満腹中枢が働き始めるまでの間の食べたいという気持ちを防いだり、満腹感を感じたりする効果があると言われています。
また、お茶に含まれる「カテキン」という成分は脂肪を分解したり消費したりするのに役立つ酵素を活性化させ、脂肪を代謝する力を高めたり、脂肪をエネルギーとして消費したりして、体脂肪を減らすのを助ける働きをします。
お茶にもいろいろと種類がありますが、カテキンをより多く摂取するには緑茶がオススメです。
最近はペットボトルのお茶でもカテキンが多く含まれるものが増えてきており、その機能性から特定保健用食品に指定されている商品もたくさんありますので、気軽にカテキンを摂り入れることができるようになりました。
そのほかにも、お茶には殺菌や消臭といった効能もあるので、食後にお茶を飲むことで口の中をすっきりとさせたり、衛生状態を良好に保ったりする効果もあります。
また、お茶に含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、老化や病気を予防する働きや、悪玉コレステロールの吸収を抑える効果なども期待できます。
日本では古くからお茶を楽しむ文化がありましたが、科学で解明される以前から人々はお茶がもたらすさまざまなメリットを体で感じていたのかもしれませんね。
お茶を飲むときの注意点も理解してもっとお茶を楽しもう
お茶には体にいい効能がたくさんあることはご紹介した通りですが、注意が必要な点もいくつかあります
まず、お茶に含まれる「タンニン」という成分は鉄分と一緒になると「タンニン鉄」になり腸からの吸収を妨げるようになります。
貧血の方や鉄分をしっかり取りたいという方は食後のお茶はなるべく控えた方がいいでしょう。
どうしても何か飲みたい場合はタンニンが少ないほうじ茶や麦茶がオススメです。
また、食後に薬を飲む場合、水がないときにお茶などで薬を飲んでしまうことがあるかもしれません。
昔よりは水以外のもので飲んでも大きな問題にはならない薬が増えているようですが、薬によっては、お茶が薬本来の効果を弱くしたり、副作用を強くしたりしたりと相互作用を起こす可能性があるので注意が必要です。
このように注意が必要なこともありますが、健康に問題が無い方にとっては体にさまざまな良い効果をもたらしてくれるのがお茶です。
お茶には今回ご紹介した以外にもまだまだたくさんのメリットがありますので、気になった方はより深くお茶のことを知って、お茶のある生活を楽しんでください。